講師になるには? 費用と準備 2022-2023

ゼンタングル

ゼンタングル公式認定講師CZTについて

ゼンタングルの教室を有料で開きたい場合は、認定講師資格が必要です。無料ボランティアの場合はまた別の記事「無料で教えるには」をごらんください。

資格を得るには、ゼンタングル アメリカ本社の開催するCZTセミナーを受講する必要があります。毎年開催されており、ここ数年はオンラインでの受講も可能です。まずは公式サイトを眺めてみましょう。

申込、問合せ、サポートはすべて英語です。支払いはPaypalなどが使用できますが、分割払いなどの相談をしたい場合は英語で簡潔なメールを書く必要があります。

事前準備

セミナー申込

資格を取る、と決めたら、本部サイトのページをよく読み込みましょう。(リンクに飛んでも申し込みにはなりません)階層が深くなっているので、落ち着いて順番に見ていきましょう。

一番上の赤い四角のトレードマークのところから、緑色になっている 

Click for info to Register

を押すと、詳細な日程とスケジュールが見られます。ただし、セッション1の内容までは書いてありません。ここは受講する方が新鮮な気持ちで楽しめるよう、受講した講師もその内容については明かさないことが決まりとなっています。

さらにそのページの一番下に、レジスターナウという少々地味なボタンがあるので、クリックすると入力フォームが開きます。

セミナーはアメリカ本部、アジア、EUで開催されていますが、日本人にとっては、アメリカ本部のオンラインセミナーが現実的でしょう。英語力についても聞かれます。

日程と価格(円相場も)を確認し本部に申し込みのメールをしましょう。

別にお仕事をお持ちの場合は、有給休暇を取得するなど前もって余裕のあるスケジュールを組みましょう。

セミナー代には基本の英語書籍とペンや紙のツールセットが含まれています。ツールセットは郵送されてきますので、あとはわくわくして待ちましょう。英語はヒヤリング力を鍛えるの一択です。オンライン受講の場合は、あまり会話は必要ありません。

ワークショップを受講してスタイルを知ろう

本を読んだだけ、動画を見ただけでは不十分です。前もって、日本で数人の認定講師のワークショップを受講して自分が教えたいスタイルについて考えてみましょう。対面でレッスンしますか? オンラインにしますか? 

たくさんおしゃべりしながら教える先生(私はこちら笑)、黙々と描く手元を見せる先生、いろんなスタイルがあります。楽しさ、面白さは人によって感じ方が違います。自分のスタイルを大事にすることが後々、個性にもつながります。

虎の巻ノートを作ろう

学ぶには、書籍、ワークショップ、Youtube動画、販売されている動画講座、独学などの方法があります。特に動画は世界中のアーティストが投稿しており、見切れないほどです。

最初は、日本人の動画が見やすいですが、講師を目指すなら本部のプロジェクトパックの動画がおすすめです。内容も初心者むけで取り組みやすいものになっています。

おすすめしたいのは自分の「虎の巻ノート」を作ること。パターンの描き方を描きうつすのはもちろん、

・受講した感想

・難しかった点、楽しかった点、疑問

・印象に残った言葉

などを日付とともに書き込んでおきます。SNSに投稿したものは人に見せるためのアウトプットですが、このノートは自分のためのものです。私の教えた生徒さんは必ず虎の巻ノートを作っています。このノートを作るのが楽しくて、何度も新しいバージョンを作っている方もいます。私も1冊ではおさまらず、数冊にわたっています。学びはひとりでも楽しいのです。

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英語ですが、画像も美しく、新商品のお知らせや商品開発秘話も読めるので、ぜひNews Letterは登録しましょう。無料です。

費用

・書籍 数冊 1万円程度

・事前のWS受講料 4000円~6000円 ×12回程度

・公式以外の画材 絵具、カラーペン、インク、色鉛筆など適宜 1万円~

・オンラインのCZTセミナー2022 $1795.00

2023年 CZT#41-Online Certified Zentangle Teacher Training 9月22日―24日アメリカ時間

  $1895.00

(渡米するならボストン会場への航空運賃、会場ホテルへのバス代、現地での食事、お土産代など)

講師資格を取ってからの費用

SNSアプリ モザイクというSNSアプリが年間3000円程度かかります。作品画像を投稿して交流するものです。インスタグラムなどでもできますが、リックやマリアからコメントを直接いただけることもあるのが魅力です。

プロジェクトパック 10000円~

年4回程度発売される公式のツールセットです。これが1つ30ドル~40ドルぐらいです。内容はペンとタイル(用紙)それにその時々で絵具や新商品が加わることもあります。

義務ではありませんが、創始者であるリックやマリアの手元が動画で無料で見られますし、継続しての学びになるので、楽しみながら取り組みたいものです。

講座開催のための費用 数万円~

  • 生徒さん用の画材
  • PC
  • ネット環境
  • カメラ
  • 三脚、照明など
  • ホームページの作成維持費
  • 宣伝費


これは対面レッスンかオンラインかによっても違います。実際に受講後に準備してもいいでしょう。本部から受講終了後にもらえるテキストにもガイドラインはのっていますが英語です。日本の事情に合わせた機材については、また別の記事で紹介します。

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